【宮島店】「代々伝わる着物で・・・」七五三フォト

[七五三のご相談]

MEDELL坂店にて着物をご購入頂いた田中さんより３人のお子様の七五三を宮島で撮影したいとご相談がありました。田中さんがお母様より譲り受けた着物と、田中さんの弟さんの着物があるのでそちらを七五三にと。

[ご提案]

7歳（長女）のあかりちゃんと、3歳（次男）の宗次朗は受け継がれた着物を。
5歳（長男）の慎之介くんはMEDELLでレンタルとなりました。
旦那様はスーツで。
打ち合わせをして行く中で 3人のお子様に合わせて、肩あげ、腰上げなどサイズを合わせなければなりませんでした。
今回は、田中さん自身でお子様達の着物をサイズ合わせをしてみませんか？
というご提案。「やってみます！」と快諾されました。
その後、しっかり打ち合わせ。

[お直し]

打ち合わせをしたその日に、すぐ糸と針を購入されました。
スタッフとの打ち合わせ時にスマホで動画や写真を撮り、帰宅して何度もその動画を見返したりしながらお仕事と家事の合間に何日もかけて、お直しをされました。
・7歳あかりちゃんの着物の肩上げ・腰揚げ
・5歳慎之介くんの着物の肩上げ・裾上げ、羽織の肩上げ、袴の裾上げ
・3歳宗次朗くんの肩上げ・腰揚げ

（写真撮影は旦那様）

[家族]

５人家族の田中家、ご夫婦は大島にて
@sup_oshima を営んでいらっしゃいます。
7歳のあかりちゃんはペルテス病という病で車椅子生活で大変な時期もありましたが、
今では弟思いのしっかり者のお姉ちゃん。
健康が当たり前じゃない。そんな子供たちの成長に感謝を込めて・・・。
この七五三を大切にしてきました。

[想い]

着物のお直しは子供さんが寝静まってからではなく、わざわざ子供さんのいるところで縫われたそうです。
そこには田中さんの想いがあり、子供さんたちに着物に対して愛着を持って欲しいということからでした。
代々伝わる着物の歴史、ご先祖さまのお墓参りの時に着物の家紋について考えてみたり、家族みんなで着物に愛着を持ち、そしてその着物を着て、七五三の撮影という運びになりました。