《アクア店》刺繍が施してある着物・帯をご紹介

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刺繍が施してある着物・帯をご紹介🎶

「汕頭刺繍」

中国三大刺繍の一つです。

中国が清時代にキリスト宣教師たちがヨーロッパの刺繍技法を伝えたのが始まりといわれており、中国の感性にヨーロッパの刺繍の技術が融合され生まれたのが汕頭(スワトウ)刺繍です。

もとはヨーロッパの富裕層の女性が最上品とされている白い刺繍と白いレースのハンカチを、舞踏会やパーティで使うことがステータスになり広まりました。
今でも汕頭刺繍がされて販売されているハンカチはご覧になったことがあるのではないでしょうか。

切り抜き刺繍の一種であり、生地を切り抜いたり、糸を引き抜くことによってデザインの一部に透かしを入れた刺繍です。

訪問着
52,000円(税込57,200円)

 

「絽刺し」

元々、中国の三大刺繍の一つであった絽ざしは、日本への伝来した時期は明確になっていませんが、奈良の東大寺建設の際には仏像用の敷物が献納されています。

中国の三大刺繍「蘇州」「仙頭」「相良」と共に盛んな時期があったのですが、現在はほとんど制作されていないようです。
日本では特に江戸時代に公家の間で流行したそうです。

直線に刺していく事が日本刺繍との違いであり、絽ざし特有の技法で、基本の刺し方も9種類あり、そこからさらに応用した刺し方があります。
こちらの帯はその刺し方を組み合わせたものになります。

名古屋帯
29,000円(税込31,900円)

 

「相良刺繍」

前回の投稿でも紹介した中国の三大刺繍の一つです。

日本では奈良時代に伝わったとされ、仏像の羅髪(巻き毛)の部分に使用されています。

生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを連ねて模様を描き出していく技法です。別名を玉縫いとも呼ばれ、糸が浮き上がる他の刺繍と違って糸がひっかかりにくく、丈夫といえます。
実は洋服に使われているフワフワしたワッペンにも同様の技法が使われています。洋服の場合はアクリル糸や毛糸を使うので、着物に使用する時と比べると繊細さは薄まります。

訪問着
125,000円(税込137,500円)

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